雑貨とギャラリー ならの実

使うごとに愛着の湧く小鹿田焼（おんたやき）のうつわ。
お料理を盛るとさらに美味しく見える魅力的なうつわです。
丈夫で永く愛用してもらえるうつわです。

窯元によって模様の入れ方が少しずつ違っていて、色みも異なるのでじっくり手にしながら選んでみてはいかがでしょうか。

小鹿田焼（おんたやき）とは

大分県日田市源栄町（もとえまち）で作られている陶器で、もっとも特徴的な技法として「飛びカンナ」があります。短い線がちりばめられたような模様で、力強い美しさをあらわしています。ほかに、刷毛目や指描き、くし描き、打ち掛け、流し掛け、千段巻きなど数多くの技法があります。
また、小鹿田焼の素朴な美しさはその色合いにも象徴されます。その色合いは釉薬（ゆうやく）によってもたらされます。飴釉、黒釉は酸化鉄から、緑釉は銅から、それ以外にも灰や長石など、自然の鉱物などから作られています。
小鹿田焼は、平成七年に国の重要無形文化財保持団体に指定され、江戸時代から続くその伝統的な技法は、これからも時代の流れに寄り添いつつ、10軒の窯元によって脈々と受け継がれています。